2020年5月25日に起きた、ジョージ・フロイドさん暴行死事件。これを機に、アメリカの人種差別に対する抗議運動が盛り上がりを見せ「#BlackLivesMatter(黒人の命も大切だ)」運動へと発展しました。
白人警察官による有色人種の殺害事件は何度も繰り返し起きているし、人種差別に対する抗議運動もこれまで継続して行われてきました。にもかかわらず、なぜ今回の運動はここまで大きくなり、世界中に波及しているのか。
何度も繰り返されているにもかかわらず何も改善しない人種差別に対する鬱憤があり、そこに様々な状況(新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウン、トランプ大統領の度重なる問題発言などなど)が重なって今回のようなことが起きたのだと思われます。
この歴史的な出来事は世界にどのような意味をもたらすのか。もちろん人種差別はなくなってほしいですが、人種差別がなくなるとはどういうことなのか。そして、私たちはどうしたら人種差別をなくすことができ、差別なき世界を生きることができるのか。
そんなことを考えるために、広く人種問題を扱った映画を取り上げて、考える材料にしていただければと思い、特集を組んでみました。
警察官による黒人の殺害事件を扱った作品
繰り返し起きている警察官による黒人の暴行死事件、その事件そのものを扱った作品もいくつかあります。実際の事件をもとにした『フルートベール駅で』や『デトロイト』も必見ですが、むしろ架空の出来事として白人警官が黒人を殺してしま事件がこれだけモチーフになっているところにアメリカの現実が見えてくるようです。
未見の作品が多いので、私もぜひ見たいと思います。
ドゥ・ザ・ライト・シング
スパイク・リー監督が1980年代のブルックリンの黒人街を舞台に、ごく普通の一日が悲劇へと変わる瞬間を描いた社会派ドラマ。
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その他、スパイク・リー作品はこちら。
フルートベール駅で
2009年にカリフォルニア州で起きた実際の黒人青年射殺事件(オスカー・グラント三世射殺事件)をモチーフに、3歳の娘を持つ22歳のごく普通の黒人青年がなぜ白人警察に殺されたのか、その最後の1日を描いたドラマ。
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デトロイト
1967年、黒人たちの不満が爆発して起こったデトロイト暴動、そのさなかで起こった白人警察官による黒人たちへの不当な尋問。最終的には殺人にまで発展したこの出来事をキャスリン・ビグロー監督が描いた2017年製作の社会派ドラマ。
白人による視点が問題視されることもあるが、目を背けたくなる歴史に白人が向き合ったという評価もある。自分の目で確かめてみては。
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ブラインドスポッティング
不運が重なり365日間の保護観察期間を課せられてしまった黒人青年のコリンは、幼なじみで問題児の白人青年マイルズに頭を悩ませていた。保護観察が残り3日となったある日コリンは白人警官が黒人男性を背後から撃つ場面に遭遇してしまう。これを機にコリンとマイルズの関係の関係にも変化が起きていく。
普段は見えないが存在する人種の壁をコメディタッチで描いた社会派ドラマ。
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ヘイト・ユー・ギブ
白人ばかりの学校に通い白人のボーイフレンドと付き合う黒人の女子高生スターが、幼馴染が目の前で白人警官に射殺されるのを目撃してしまう。しかもその警察官の行為は正当化され、報道も事実と異なっていたことで、スターは社会に立ち向かうことを決意する。
ヤングアダルト小説を原作に若い世代にも存在する人種問題を描いた青春ドラマ。
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アメリカの人種差別の歴史
なぜ今このような状況なのかを考えるには、歴史を学ぶことが大切です。アメリカには(もちろん世界にも)人種差別の長い歴史があります。その歴史を学べるような作品を集めました。
選んでいったら長大なリストになってしまったので、少しずつ追加していきます。
それでも夜は明ける
19世紀前半、誘拐されて奴隷にされてしまった自由黒人ソロモン・ノーサップの自伝を映画化。奴隷制度の残虐さからアメリカの黒人が経験してきた苦難の歴史を見て取る。
ボウリング・フォー・コロンバイン
マイケル・ムーアがコロンバイン高校銃乱射事件をきっかけにアメリカの銃の歴史をたどるドキュメンタリー。アメリカの銃の蔓延と先住民や黒人奴隷との関係が明らかに。
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公民権運動とその時代
BlackLivesMatterを考える上で避けて通れないのが、公民権運動です。1960年代を中心としたこの運動の時代に、アメリカの黒人の立場は大きく変わりました。それもあって、この時代を舞台にした映画は数多く作られています。直接的に運動を取り上げた映画から、その時代の黒人たちの姿を描いただけの映画まで様々な映画が考える材料になります。
ヘアスプレー
1962年のボルチモアを舞台に、オープンな考えを持った若者たちが白人の大人の古い価値観の壁を突き破っていく姿を描いたミュージカル映画。
私はあなたのニグロではない
公民権運動家ジェームズ・ボールドウィンの未完の著作をもとに、当時のボールドウィンや公民権活動家たちの映像でボールドウィンの思想と心情を映像化したドキュメンタリー。
ブラックパワー・ミックステープ~アメリカの光と影~
1967年から1975年の間にスウェーデンのテレビ局が公民権運動について取材したテープに、現代(2010年ころ)のアメリカの黒人たちの証言を載せたドキュメンタリー映画。
グローリー 明日への行進
1965年に起きた「血の日曜日事件」を題材にマーティン・ルーサー・キング・ジュニアがいかに公民権運動を率いたかを描いたヒューマン・ドラマ
ミシシッピー・バーニング
1964年の夏、ミシシッピー週の小さな町で白人2人と黒人1人の3人の公民権運動家が殺される。捜査のため派遣された二人のFBI捜査官は差別主義者の抵抗を受けながら事件解決へ奮闘する。
人種差別がベースのドラマ
直接的に人種差別がテーマでなくても、人種差別について考えさせられる作品はたくさんあります。アメリカ映画はどの作品も人種の問題がベースになっているとも言えなくはないくらいですが、中でも人種が重要なトピックになっている作品を上げてみます。
こちらも少しずつ追加していきます。
ムーンライト
アフリカ系アメリカ人でゲイという境遇に置かれた少年の半生から虐げられたものの心理や社会との軋轢、社会の方に潜む問題を描く。
アメリカ以外の国から学ぶ
人種問題はアメリカの専売特許ではなく、様々な国で生じています。ヨーロッパはもちろん、黒人差別が制度化されていた南アフリカ、中南米、もちろん日本でも。
世界を舞台に人種問題を描いた作品を見ることで、問題解決の方法を探ったり、より自分に近いこととして捉えることができるのではないでしょうか。
こちらも追加予定。
イン・マイ・カントリー
南アフリカでアパルトヘイトが廃止された後に開かれた真実和解委員会を通して人種差別をなくすこと、人種間の和解がいかに難しいか、そしてどうしたら実現できるかを描いたヒューマンドラマ。
ハーフ
日本人にはあまり実感がない人種差別も、“ハーフ”の人たちにとっては日々直面する現実なのです。ハーフの女性監督2人が4人のハーフたちと一組の国際結婚家族を通して日本の人種問題を考えます。
スパイク・リー監督作品
アメリカの人種差別問題、特に黒人差別を考える上で、スパイク・リー作品は書かせません。そのスパイク・リー作品の中でも、差別について考える材料になる作品を取り上げます。
クロッカーズ
黒人同士の殺人事件を白人警察官が捜査することから浮かび上がってくる黒人と社会の関係。
ゲット・オン・ザ・バス
1995年のワシントン大行進をモチーフに、“黒人”と一口に言っても様々で、簡単に解きほぐすことができない黒人社会の問題を描く。
25時
白人のドラッグディーラーを中心に、黒人、ロシア人、アジア人、ヒスパニックなど様々な人種が混じり合うニューヨークの裏社会を描いたヒューマンドラマ。
セレブの種
30歳で製薬会社の部長にまで上り詰めたアフリカ系のジャックがあるきっかけからレズビアン向けの精子提供ビジネスを始めるが、そこにはさまざまなもんだいが…
スパイク・リーが人種差別、同性愛差別という問題に加えて、巨大企業と連邦政府の陰謀までさまざまな問題を提起した社会派コメディ。
ブラック・クランズマン
1970年代のコロラドで署内初の黒人警官となったロン・ストールワースは操作に燃え、 新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に電話をかける。黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまったロンは同僚の白人刑事フリップ に協力してもらいKKKへの潜入捜査を始める。
実際の出来事をもとにしたノンフィクション小説をスパイク・リーが脚色し映画化した。
https://socine.info/2020/06/15/blacklivesmatter/https://i0.wp.com/socine.info/wp-content/uploads/2020/06/blacklivesmatter_top.jpg?fit=1024%2C683&ssl=1https://i0.wp.com/socine.info/wp-content/uploads/2020/06/blacklivesmatter_top.jpg?resize=150%2C150&ssl=1ishimuraCheck CinemasFeaturedBlackLivesMatterPhoto by Jacky Zeng on Unsplash
2020年5月25日に起きた、ジョージ・フロイドさん暴行死事件。これを機に、アメリカの人種差別に対する抗議運動が盛り上がりを見せ「#BlackLivesMatter(黒人の命も大切だ)」運動へと発展しました。
白人警察官による有色人種の殺害事件は何度も繰り返し起きているし、人種差別に対する抗議運動もこれまで継続して行われてきました。にもかかわらず、なぜ今回の運動はここまで大きくなり、世界中に波及しているのか。
何度も繰り返されているにもかかわらず何も改善しない人種差別に対する鬱憤があり、そこに様々な状況(新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウン、トランプ大統領の度重なる問題発言などなど)が重なって今回のようなことが起きたのだと思われます。
この歴史的な出来事は世界にどのような意味をもたらすのか。もちろん人種差別はなくなってほしいですが、人種差別がなくなるとはどういうことなのか。そして、私たちはどうしたら人種差別をなくすことができ、差別なき世界を生きることができるのか。
そんなことを考えるために、広く人種問題を扱った映画を取り上げて、考える材料にしていただければと思い、特集を組んでみました。
警察官による黒人の殺害事件を扱った作品
繰り返し起きている警察官による黒人の暴行死事件、その事件そのものを扱った作品もいくつかあります。実際の事件をもとにした『フルートベール駅で』や『デトロイト』も必見ですが、むしろ架空の出来事として白人警官が黒人を殺してしま事件がこれだけモチーフになっているところにアメリカの現実が見えてくるようです。
未見の作品が多いので、私もぜひ見たいと思います。
ドゥ・ザ・ライト・シング
スパイク・リー監督が1980年代のブルックリンの黒人街を舞台に、ごく普通の一日が悲劇へと変わる瞬間を描いた社会派ドラマ。
https://socine.info/2020/06/09/do-the-right-thing/
今すぐ見るならAmazon Primeがおすすめ(プライム会員無料、お試しあり)
その他、スパイク・リー作品はこちら。
フルートベール駅で
2009年にカリフォルニア州で起きた実際の黒人青年射殺事件(オスカー・グラント三世射殺事件)をモチーフに、3歳の娘を持つ22歳のごく普通の黒人青年がなぜ白人警察に殺されたのか、その最後の1日を描いたドラマ。
https://socine.info/2020/12/25/fruitvale-station/
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デトロイト
1967年、黒人たちの不満が爆発して起こったデトロイト暴動、そのさなかで起こった白人警察官による黒人たちへの不当な尋問。最終的には殺人にまで発展したこの出来事をキャスリン・ビグロー監督が描いた2017年製作の社会派ドラマ。
白人による視点が問題視されることもあるが、目を背けたくなる歴史に白人が向き合ったという評価もある。自分の目で確かめてみては。
https://eigablog.com/vod/movie/detroit/
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ブラインドスポッティング
不運が重なり365日間の保護観察期間を課せられてしまった黒人青年のコリンは、幼なじみで問題児の白人青年マイルズに頭を悩ませていた。保護観察が残り3日となったある日コリンは白人警官が黒人男性を背後から撃つ場面に遭遇してしまう。これを機にコリンとマイルズの関係の関係にも変化が起きていく。
普段は見えないが存在する人種の壁をコメディタッチで描いた社会派ドラマ。
https://eigablog.com/vod/movie/blindspottiong/
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ヘイト・ユー・ギブ
白人ばかりの学校に通い白人のボーイフレンドと付き合う黒人の女子高生スターが、幼馴染が目の前で白人警官に射殺されるのを目撃してしまう。しかもその警察官の行為は正当化され、報道も事実と異なっていたことで、スターは社会に立ち向かうことを決意する。
ヤングアダルト小説を原作に若い世代にも存在する人種問題を描いた青春ドラマ。
https://eigablog.com/vod/movie/hate-you-give/
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アメリカの人種差別の歴史
なぜ今このような状況なのかを考えるには、歴史を学ぶことが大切です。アメリカには(もちろん世界にも)人種差別の長い歴史があります。その歴史を学べるような作品を集めました。
選んでいったら長大なリストになってしまったので、少しずつ追加していきます。
それでも夜は明ける
19世紀前半、誘拐されて奴隷にされてしまった自由黒人ソロモン・ノーサップの自伝を映画化。奴隷制度の残虐さからアメリカの黒人が経験してきた苦難の歴史を見て取る。
https://socine.info/2020/12/28/12-years-a-slave/
ボウリング・フォー・コロンバイン
マイケル・ムーアがコロンバイン高校銃乱射事件をきっかけにアメリカの銃の歴史をたどるドキュメンタリー。アメリカの銃の蔓延と先住民や黒人奴隷との関係が明らかに。
https://socine.info/2020/06/10/bowling-for-columbine/
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公民権運動とその時代
BlackLivesMatterを考える上で避けて通れないのが、公民権運動です。1960年代を中心としたこの運動の時代に、アメリカの黒人の立場は大きく変わりました。それもあって、この時代を舞台にした映画は数多く作られています。直接的に運動を取り上げた映画から、その時代の黒人たちの姿を描いただけの映画まで様々な映画が考える材料になります。
ヘアスプレー
1962年のボルチモアを舞台に、オープンな考えを持った若者たちが白人の大人の古い価値観の壁を突き破っていく姿を描いたミュージカル映画。
https://socine.info/2021/01/18/hair-spray-2007/
私はあなたのニグロではない
公民権運動家ジェームズ・ボールドウィンの未完の著作をもとに、当時のボールドウィンや公民権活動家たちの映像でボールドウィンの思想と心情を映像化したドキュメンタリー。
https://socine.info/2021/01/29/not-your-nigro/
ブラックパワー・ミックステープ~アメリカの光と影~
1967年から1975年の間にスウェーデンのテレビ局が公民権運動について取材したテープに、現代(2010年ころ)のアメリカの黒人たちの証言を載せたドキュメンタリー映画。
https://socine.info/2021/02/02/blackpower-mixtape/
グローリー 明日への行進
1965年に起きた「血の日曜日事件」を題材にマーティン・ルーサー・キング・ジュニアがいかに公民権運動を率いたかを描いたヒューマン・ドラマ
https://socine.info/2021/02/03/selma/
ミシシッピー・バーニング
1964年の夏、ミシシッピー週の小さな町で白人2人と黒人1人の3人の公民権運動家が殺される。捜査のため派遣された二人のFBI捜査官は差別主義者の抵抗を受けながら事件解決へ奮闘する。
https://socine.info/2021/01/20/mississippi-burning/
人種差別がベースのドラマ
直接的に人種差別がテーマでなくても、人種差別について考えさせられる作品はたくさんあります。アメリカ映画はどの作品も人種の問題がベースになっているとも言えなくはないくらいですが、中でも人種が重要なトピックになっている作品を上げてみます。
こちらも少しずつ追加していきます。
ムーンライト
アフリカ系アメリカ人でゲイという境遇に置かれた少年の半生から虐げられたものの心理や社会との軋轢、社会の方に潜む問題を描く。
https://socine.info/2017/04/19/moonlight/
アメリカ以外の国から学ぶ
人種問題はアメリカの専売特許ではなく、様々な国で生じています。ヨーロッパはもちろん、黒人差別が制度化されていた南アフリカ、中南米、もちろん日本でも。
世界を舞台に人種問題を描いた作品を見ることで、問題解決の方法を探ったり、より自分に近いこととして捉えることができるのではないでしょうか。
こちらも追加予定。
イン・マイ・カントリー
南アフリカでアパルトヘイトが廃止された後に開かれた真実和解委員会を通して人種差別をなくすこと、人種間の和解がいかに難しいか、そしてどうしたら実現できるかを描いたヒューマンドラマ。
https://socine.info/2020/06/09/in-my-country/
ハーフ
日本人にはあまり実感がない人種差別も、“ハーフ”の人たちにとっては日々直面する現実なのです。ハーフの女性監督2人が4人のハーフたちと一組の国際結婚家族を通して日本の人種問題を考えます。
https://socine.info/2016/11/30/hafu/
スパイク・リー監督作品
アメリカの人種差別問題、特に黒人差別を考える上で、スパイク・リー作品は書かせません。そのスパイク・リー作品の中でも、差別について考える材料になる作品を取り上げます。
クロッカーズ
黒人同士の殺人事件を白人警察官が捜査することから浮かび上がってくる黒人と社会の関係。
https://socine.info/2020/06/15/clockers/
ゲット・オン・ザ・バス
1995年のワシントン大行進をモチーフに、“黒人”と一口に言っても様々で、簡単に解きほぐすことができない黒人社会の問題を描く。
https://socine.info/2020/06/15/get-on-th-bus/
25時
白人のドラッグディーラーを中心に、黒人、ロシア人、アジア人、ヒスパニックなど様々な人種が混じり合うニューヨークの裏社会を描いたヒューマンドラマ。
https://socine.info/2020/06/15/25th-hour/
セレブの種
30歳で製薬会社の部長にまで上り詰めたアフリカ系のジャックがあるきっかけからレズビアン向けの精子提供ビジネスを始めるが、そこにはさまざまなもんだいが…
スパイク・リーが人種差別、同性愛差別という問題に加えて、巨大企業と連邦政府の陰謀までさまざまな問題を提起した社会派コメディ。
https://socine.info/2020/06/15/she-hate-me/
ブラック・クランズマン
1970年代のコロラドで署内初の黒人警官となったロン・ストールワースは操作に燃え、 新聞広告に掲載されていたKKKのメンバー募集に電話をかける。黒人差別発言を繰り返して入団の面接にまで漕ぎ着けてしまったロンは同僚の白人刑事フリップ に協力してもらいKKKへの潜入捜査を始める。
実際の出来事をもとにしたノンフィクション小説をスパイク・リーが脚色し映画化した。
https://socine.info/2020/06/23/blackkklausman/
Kenji
Ishimuraishimura@cinema-today.netAdministratorライター/映画観察者。
2000年から「ヒビコレエイガ」主宰、ライターとしてgreenz.jpなどに執筆中。まとめサイト→https://note.mu/ishimurakenji
映画、アート、書籍などのレビュー記事、インタビュー記事、レポート記事が得意。ソーシネ