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映画は退屈だが思想は過激、『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』が掲げる芸術による革命とは

第2次世界大戦後のドイツで活動した前衛芸術家のヨーゼフ・ボイスは思索は彫刻であるという思想をもとに、芸術で「社会を彫刻する」ことを目指した。大学の方針に背いて解雇されたり、緑の党の結党に参加するなどアーティストであると同
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芸術家で教師『シーモアさんと、大人のための人生入門』から学べるのは人生というより哲学?

イーサン・ホークが出会った87歳のピアノ教師シーモア・バーンスタイン。彼の人柄に魅了されたイーサンは彼を主人公にしたドキュメンタリー映画を撮る。かつてはコンサートピアニストとして活躍し、今は優秀なピアノ教師として指導に当
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水道民営化がもたらす地獄を描いた『ブルー・ゴールド』が教えてくれる水問題と貧困を解決するヒント

冒頭、砂漠で水無しで7日間を過ごし死亡したエピソードが流れる。水はそれだけ生物にとって欠かせないものだということだ。そして、その水がいま危機にあると指摘して物語が展開されていく。 物語の軸になるのは、水道の民営化によるグ
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『未来の食卓』はオーガニック?子供たちの笑顔と農薬の恐ろしさの対比が意味するものとは。

フランス南部ガール県のバルジャック村では給食をすべてオーガニックにするという試みが始められた。化学物質による汚染が原因で癌の増加などの影響が不安視されるフランス、この試みは果たして成功するのか… 食の安全が重要なテーマと
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『ブラック・クランズマン』は楽しいサスペンス・コメディだが、人種差別と映画の100年を考えさせる映画でもある。

1979年、コロラド州コロラド・スプリングス、警察官募集(マイノリティ歓迎)の横断幕を見て警察官に応募した黒人のロン・ストールワースは、唯一の黒人警察官として見事に採用されるも退屈な仕事しか任されず、署長に潜入捜査をさせ
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スパイク・リーのヒューマンドラマ『25時』は複雑な人種関係が絡み合うNYを描き、単純化に警鐘を鳴らす

瀕死状態の犬を助けたドラッグ・ディーラーのモンティ、今はその犬を連れて川辺に座る。そこにドラッグを買いたいという男が現れるが、彼は「パクられたから」といってそれを断る。その後、彼は犬を連れて出身高校に向かう。彼は実は翌日