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『未来の食卓』はオーガニック?子供たちの笑顔と農薬の恐ろしさの対比が意味するものとは。

フランス南部ガール県のバルジャック村では給食をすべてオーガニックにするという試みが始められた。化学物質による汚染が原因で癌の増加などの影響が不安視されるフランス、この試みは果たして成功するのか… 食の安全が重要なテーマと
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『ブラック・クランズマン』は楽しいサスペンス・コメディだが、人種差別と映画の100年を考えさせる映画でもある。

1979年、コロラド州コロラド・スプリングス、警察官募集(マイノリティ歓迎)の横断幕を見て警察官に応募した黒人のロン・ストールワースは、唯一の黒人警察官として見事に採用されるも退屈な仕事しか任されず、署長に潜入捜査をさせ
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#BlackLivesMatter について考えるための20本の映画

2020年5月25日に起きた、ジョージ・フロイドさん暴行死事件。これを機に、アメリカの人種差別に対する抗議運動が盛り上がりを見せ「#BlackLivesMatter(黒人の命も大切だ)」運動へと発展しました。 白人警察官
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スパイク・リーのヒューマンドラマ『25時』は複雑な人種関係が絡み合うNYを描き、単純化に警鐘を鳴らす

瀕死状態の犬を助けたドラッグ・ディーラーのモンティ、今はその犬を連れて川辺に座る。そこにドラッグを買いたいという男が現れるが、彼は「パクられたから」といってそれを断る。その後、彼は犬を連れて出身高校に向かう。彼は実は翌日
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クライム・サスペンスの傑作『クロッカーズ』は黒人社会の殺人の意味を私たちに突きつける

ブルックリンの貧困地区に暮すストライクは仲間を率いて公園でクラックを売りさばいている。ある夜、彼はボスのロドニーに売上をちょろまかしている売人の一人を片付けろと命じられる。その夜、ストライクが怖気づき、近くのバーに入ると
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なぜアメリカ人は銃で殺し合うのか、『ボウリング・フォー・コロンバイン』が明らかにする恐怖と差別の歴史。

いまやすっかり有名人のマイケル・ムーアが2002年に撮り、出世作となった『ボウリング・フォー・コロンバイン』。 ミシガン州で生まれ、銃とともに育ち、少年のころにはNRA(全米ライフル協会)から賞をもらったという経歴を持つ