ロシアのドーピング疑惑から北朝鮮、記憶喪失の双子まで。Netflixで注目のスリリングなドキュメンタリー映画7本【2019年10月】
ドキュメンタリー映画というと難しかったり堅苦しかったりというイメージがどうしても付きまといます。しかし、本当に面白いドキュメンタリー映画というのはスリリングな展開を持つものが多いと私は思います。
ドキュメンタリーが描くのは実際に起ったことで、中にはニュースなどで見聞きしたことがある既知の物事が題材になることも多くあります。しかし、その裏にはこんな事実があり、関係する人々はこのような思いを抱えていたのかという様相を超えた事実が驚きを与えてくれる作品が多くあるのです。
今回は、Netflix(ネットフリックス)で観られるドキュメンタリー映画の中からそんなスリリングな作品を集めてみました。これらの作品はスリリングなだけでなく、その奥には必ず現代社会が抱える問題が隠されているのもまた魅力になっています。
『イカロス』をみてすごく面白かったのでとりあえずリストアップをはじめました。他に見つけたら追加していきます。
目次
イカロス
2017年/アメリカ/121分
ロシア人科学者が暴露した国家ぐるみのドーピング。プーチンにとって最悪の内部告発者となった男の証言に米国人自転車選手が迫り、アカデミー賞を受賞した作品。
グレート・ハック:SNS史上最悪のスキャンダル
2019年/アメリカ/114分
2016年の米国大統領選挙をきっかけに明らかになったSNSの闇。その省庁ともいうべきデータ会社ケンブリッジ・アナリティカと一連の事件に関与した人々を追う。
FYRE 夢に終わった最高のパーティー
2019年/アメリカ/97分
おしゃれな雌雄等に集う豪華な音楽フェスとして派手に売り出されたFYRE(ファイア)は、ある実業家の思い上がりとずさんな運営により未曾有の惨事に終わる。
ほんとうの僕を教えて
2019年/アメリカ/85分
記憶喪失になった双子の兄弟アレックスに思い出話を聞かせるマーカスには、隠しておきたい暗く悲しい家族の秘密があった。回顧録を基にしたドキュメンタリー。
くすぐり
2016年//91分
くすぐりに耐える行為が競技として撮られた動画を、人気エンタメ記者のデイビッドが発見する。そこから若い青年を陥れる悪徳事業の存在が明らかになっていく。
(2020年5月21日追記)Netflixでの配信は終了したようです。 独占配信だったので、再配信の可能性もあるとは思います。
カルテル・ランド
2015年/アメリカ/100分
ドラッグ密売組織が存在感を増す一方のメキシコ。残虐な彼らに対抗しようと結成された、2つの武装自警団に肉薄するドキュメンタリー作品。
太陽の下で-真実の北朝鮮-
2015年/ロシア/109分
挑戦少年団に入団した8歳のエリート少女の日常をカメラが追う。北朝鮮の徹底管理の下に理想の家族像が演出される中、隠しカメラが矛盾する現実を捉える。
(2020年5月21日追記)Netflixでの配信は終了したようです。アマゾンプライムビデオなどでは引き続き見ることができます。
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