銃乱射事件の被害者と加害者の親同士の対話を描いた『対峙』が見せる赦すことの難しさ。
人里離れたところにぽつんと建つ教会、そこである会合の準備がされていた。やってきたのは二組の夫婦。片方の妻がおずおずと花を差し出し、他方の妻がそれを受け取る。ぎこちなさと緊張感を漂わわせたまま4人はテーブルを囲み対話を始め
銃乱射事件を起こした少年と「恐怖」-『エレファント』
酒に酔った父親に代わって車を運転し学校に向かったジョン、校長に遅刻をとがめられるが、父親が心配で兄に父親を迎えに来てくれるよう電話をする。イーライは学校の前でパンク・ファッションのカップルの写真を撮り、学校の暗室に向かう