イランの美しい景色と母の愛と歪む時間ー蝶の命は一日限り[東京国際映画祭2022]
ポツンと島が浮かぶ湖を見下ろす高台に1人暮らす老婆。彼女が暮らした村は湖へと沈み、老婆は「あの子」がそこにいるから私はここを離れないと話す。度々役所におもむき、何某かの要求をする老婆。役人は協力的だが、上の許可を待つしか
独裁国家を成り立たせる大きな物語は小さな物語によって破られる。ー『独裁者と小さな孫』
もう20年近く前になるだろうか、『サイクリスト』を観たときからモフセン・マフマルバフが好きで、の時に読んだ『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない、恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』はいまだに心の深いところに残る一