選択を許されなかった、すべての虐げられた人々に捧げられた映画『ムーンライト』
アカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』。 アカデミー賞も、昨年の受賞者が白人ばかりだったりして、今年も『ラ・ラ・ランド』が最有力と言われる中、ほぼ100%黒人しか出演していないこの映画が獲ったということは、映画の
信仰や宗教の話ではなく、寺社という存在の意味を考えるー『樹木希林 わたしの神様』
「信仰」や「宗教」というと日本人の多くは身構える。それはなぜなのだろうか?私も特に信仰心が篤い方でもなく、宗教に関わるのは、冠婚葬祭と初詣とどこかに旅行に行ったときに訪れる神社仏閣くらいのものだ。 今日の作品『樹木希林
下高井戸で障がい者問題などを考える特集上映、『人生フルーツ』上映も。
下高井戸シネマで4月15日から、障がい者や外国人をテーマにした映画を上映する特集上映「夏の嵐のあとに」が開催される。主催は「優れたドキュメンタリー映画を観る会」。 同会は、主婦らが中心となって1999年に結成、毎年1,2
AbemaTVで、ダウン症テーマのエミー賞受賞ドキュメンタリー「Born This Way」放映
3月21日は、国際連合が2012年に国際デーとして制定した「世界ダウン症の日」。その日付の理由は、ダウン症の人の多くが、21番目の染色体が1本多い3本になっているからだとか。 この日に合わせ、さまざまなイベントが行われる
LGBTにダウン症、差別との闘いを無にしないために、『チョコレート・ドーナツ』を世界ダウン症の日に観る。
今日は「世界ダウン症の日」ということなので、ダウン症に関係する映画は何か無いかと探して思い出した『チョコレート・ドーナツ』を紹介します。 舞台は1979年のアメリカ、自分がゲイであることを押し殺して来たと思われるポールが
震災から6年を振り返って思うこと-『311』、NoddiN、「3.11映画祭」
2011年3月11日の東日本大震災からもうすぐ6年。日々の生活の中でその記憶は少しずつ薄れていくが、今のところ年に1度は「震災から○年」という報道でその記憶をよみがえらせることができている。 特に映像は最初にそれを見たと
富岡町はプリピャチになったのか?「第4回 グリーンイメージ国際環境映像祭」に見る福島と世界の「いま」
3月3日から5日にかけて、日比谷図書文化館で「第4回 グリーンイメージ国際環境映像祭」が開催される。 同映像祭は、環境についての映像作品を世界から公募し、優秀作品を選定、上映するもので今年で4回目。環境に関するものであれ
都市の周縁部の人々から「多様性」の意味を探る-『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』
ベルリン映画祭で金熊賞を受賞した『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』が話題になっているジャンフランコ・ロージ監督、このロージ監督がヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞して注目を集めた作品がこの『ローマ環状線、めぐり
2月18日から「第6回死刑映画週間」。『死刑弁護人』『独裁者と小さな孫』『M』など上映。
2月18日から24日まで、渋谷のユーロスペースで「第6回死刑映画週間」が開催される。 今回で6回目となる同イベントは、世界廃止国際条約の批准を求める「フォーラム90」が主催するもので、死刑や命にまつわる映画の上映を通して
バレンタインだからフェアトレードについて考えよう!バレンタインを現代的に考える映画『バレンタイン一揆』
今日はバレンタインデー。バレンタインデーといえばチョコというのはお菓子メーカーの戦略だということはもうみんなが知っているが、サンタクロースが赤くなったのはコカ・コーラの戦略だというのと同じで、もはや理由なんてどうでもよく