下高井戸シネマで4月15日から、障がい者や外国人をテーマにした映画を上映する特集上映「夏の嵐のあとに」が開催される。主催は「優れたドキュメンタリー映画を観る会」

同会は、主婦らが中心となって1999年に結成、毎年1,2回下高井戸シネマでドキュメンタリー映画の上映会を行っており、今回が33回目。上映作品は11本で、今回は、昨年7月に知的障害者施設「津久井やまゆり園」の事件があったこともあり、障がい者福祉がテーマの作品を4本選んだ。

『夜明け前の子どもたち』は1968年の柳澤寿男監督作品で、西日本初の重症心身障がい児施設「びわこ学園」の試みを映し、日本の福祉ドキュメンタリーの原点ともいわれる。

『カレーライスを一から作る』は、探検家の関野吉晴さんが武蔵野美術大学の課外ゼミで行ったカレーライスを全て一から作る試みに参加した学生たちを追った作品。視覚障害者向けバリアフリー字幕付きで上映を行う。

『カレーライスを一から作る』 ©ネツゲン

『オキュパイ・シャンティ〜インドカレー店物語〜』は、カレー店で働くインド、パキスタンの人たちが2年分の未払賃金の支払いと雇用確保を求めて戦う姿を描く。

上映作品はほかに、聾者の音楽を視覚的に表現した無音の作品『LISTEN リッスン』、障がいを持つ子どもの母親が中心となり作業所を立ち上げる姿を描いた『ぴぐれっと』、ブラジル奥地でハンセン病患者の診療所を作った佐々木治夫神父の姿を描いた『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』など。

開催期間は4月15日~21日。上映時間は、10時と19時30分の1日2回。
鑑賞料金は、前売り:1回券=1,000円、5回券=4,500円、当日:一般=1,300円など。

4月14日には、5月から同劇場で上映予定の『人生フルーツ』の上映を行う「公開前夜祭」も開催する。

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下高井戸シネマで4月15日から、障がい者や外国人をテーマにした映画を上映する特集上映「夏の嵐のあとに」が開催される。主催は「優れたドキュメンタリー映画を観る会」。 同会は、主婦らが中心となって1999年に結成、毎年1,2回下高井戸シネマでドキュメンタリー映画の上映会を行っており、今回が33回目。上映作品は11本で、今回は、昨年7月に知的障害者施設「津久井やまゆり園」の事件があったこともあり、障がい者福祉がテーマの作品を4本選んだ。 『夜明け前の子どもたち』は1968年の柳澤寿男監督作品で、西日本初の重症心身障がい児施設「びわこ学園」の試みを映し、日本の福祉ドキュメンタリーの原点ともいわれる。 『カレーライスを一から作る』は、探検家の関野吉晴さんが武蔵野美術大学の課外ゼミで行ったカレーライスを全て一から作る試みに参加した学生たちを追った作品。視覚障害者向けバリアフリー字幕付きで上映を行う。 『オキュパイ・シャンティ〜インドカレー店物語〜』は、カレー店で働くインド、パキスタンの人たちが2年分の未払賃金の支払いと雇用確保を求めて戦う姿を描く。 上映作品はほかに、聾者の音楽を視覚的に表現した無音の作品『LISTEN リッスン』、障がいを持つ子どもの母親が中心となり作業所を立ち上げる姿を描いた『ぴぐれっと』、ブラジル奥地でハンセン病患者の診療所を作った佐々木治夫神父の姿を描いた『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』など。 開催期間は4月15日~21日。上映時間は、10時と19時30分の1日2回。 鑑賞料金は、前売り:1回券=1,000円、5回券=4,500円、当日:一般=1,300円など。 4月14日には、5月から同劇場で上映予定の『人生フルーツ』の上映を行う「公開前夜祭」も開催する。
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