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マイケル・ムーア”らしさ”はないが、対立と融和を新たに捉え直そうとしているかのよう-『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』

マイケル・ムーアといえばドキュメンタリー映画界のスターだ。「アポなし突撃」を得意とし、アメリカ社会の問題点を次々と指摘し、要人の悪口を散々言ってきた。そのマイケル・ムーアが国防総省に呼ばれ、1人で「侵略」を請け負ったとい
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あまり面白くはなかったが『トラブゾン狂騒曲』を観て、「ソーシャルシネマ」とはそもそも何なのかについて書いてみる。

今日取り上げる映画は『ソウル・キッチン』などで知られるファティ・アキン監督のドキュメンタリー映画『トラブゾン狂騒曲~小さな村の大きなゴミ騒動~』。映画としてはそれほど面白くないけれど、あまり面白くないなぁと思いながら、そ
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私たちは本当に「多様化」の意味を理解しているだろうか?映画『ハーフ』から考える多様化する社会と「いじめ」。

小池都知事が連発したことでも話題になった「ダイバーシティ」という言葉。日本語にすると「多様性」という意味で、小池都知事はともかくとして、これからの世界を考える上で重要な概念であることは間違いない。 「多様」の対義語は「一
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『365日のシンプルライフ』を観てミニマリストについて考えたら、『地球にやさしい生活』を思い出した。

最近というかここ数年、「ミニマリスト」という言葉をよく耳にするようになった。ミニマリストは要はほとんど物を持たない人で、テレビの情報番組だとかで、がらんどうの部屋にちゃぶ台が1つあるだけの部屋が映ったりする。そういう映像
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問題はいつ人類が滅亡するのかなのか?レオナルド・ディカプリオ製作の『地球が壊れる前に』に希望は見いだせるか。

アメリカのアル・ゴア副大統領が出演し地球温暖化の危機を訴えた『不都合な真実』から10年、20代でそのアル・ゴアと対談し、地球温暖化問題について目覚めたというレオナルド・ディカプリオ製作・主演のドキュメンタリー『地球が壊れ
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エジプトの「アラブの春」を描いた『クラッシュ』にゾンビ映画の恐怖を思う-東京国際映画祭2016

29回目を迎えた東京国際映画祭、一時は「有料試写会」などと揶揄されたこともあったが、近年は名実ともにアジア“最大級”の映画祭として、日本やアジアの若手作家の映画の発掘に力を入れている。エンターテインメント系の作品も多いが