アフリカ系アメリカ人の小さな物語が輝きを放つ『ゲット・オン・ザ・バス』
1995年、ワシントンで黒人男性による100万人大行進が実施されることとなった。LAからその行進に参加するためのバスに乗車した中には、初老の“オヤジ”や息子を手錠でつないで歩く父親、ゲイのカップル、映画監督志望の青年など
黒人はなぜ殺され暴動が起きたのか。『ドゥ・ザ・ライト・シング』から考える黒人自身と社会の問題
後をたたない白人警察官による黒人の殺害事件。起きるたびに大きく報道され、抗議活動が行われてきました。その歴史をたどることももちろん有意義ですが、映画はそれをどう扱ってきたのかを振り返ると、暴行事件とアメリカ社会と黒人の関