1月28日・29日の両日、新橋駅近くのヤクルトホールで、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本が主催する映画祭「第6回アムネスティ映画祭」が開催される。

同映画祭は、2007年に第1回が開催され、今回で6回目だが、10年の節目を迎えたこともあり、今回で終了するという。
8作品を4作品ずつ2日に分けて上映、観覧料は前売りの場合1日券が2500円、2日券が3700円と格安で、2日券の場合1本あたり500円以下で見ることができる計算になる。
ほとんどの作品がDVDなどになっておらず、観る機会もなかなかないので、この絶好の機会にぜひ見て欲しい。

今回の上映作品は
28日
・それでも僕は帰る~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~(参考記事
・ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション 真の代償~
・女を修理する男
・蒼のシンフォニー
29日
・ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡
・あん(日本語字幕付)
・密告者とその家族
・おじいちゃんの里帰り

『それでも僕は帰る~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~』

『それでも僕は帰る』は、シリアの内戦に参加する若者を描いた作品、実際の戦闘シーンに密着した意欲的な作品で、シリアの現実を知る貴重な機会になる。『ザ・トゥルー・コスト』はファストファッションを支える労働者の労働環境を問題化した作品。これも世界の知られざる「今」に目を向けることができる。『女を修理する男』は劇場未公開作品。コンゴで性暴力を受けた女性の治療と精神的回復に身を捧げる産婦人科医を追う。『蒼のシンフォニー』は「朝鮮学校」の生徒たちの祖国訪問に密着し、北朝鮮との「関係」を問う作品。

『ヴィック・ムニーズ』は、ブラジル最大のゴミ収集場で働く人々とアートを通して交流したアーティストの記録で、アートの力を感じられる感動作。『あん』は元ハンセン病患者を樹木希林が演じた河瀨直美監督作品。『密告者とその家族』は、密告者としてイスラエルに通じていたためにパレスチナを追われた男とその家族を描く。『おじいちゃんの里帰り』は60年前にドイツに移住したトルコ系移民の里帰りを描いた作品。

どの作品も、世界でいま問題になっている事象を掘り下げて描いた作品で、観れば色々考えさせられる。これを1日4本観るというのはなかなかキツいけれど、頭がパンパンになることで何か新しい発見があったり、アウトプットをしたくなったりするのではないか。アムネスティ映画祭がこれで最後というのは残念だが、最後なだけに入魂のラインナップとなっているように思う。こんな映画があったんだ!という驚きを味わいたい方はぜひ。

「第6回アムネスティ映画祭」
http://www.amnesty.or.jp/aff/
日時:2017年1月28日(土)・29日(日)
会場:ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル)
主催:公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本
チケット:前売り=一般2日券=3700円、1日券=2500円、学生2日券=3200円、1日券=2000円、当日券=一般1日券=2700円、学生1日券=2200円。

https://i2.wp.com/socine.info/wp-content/uploads/2017/01/homs_main.jpg?fit=540%2C304&ssl=1https://i2.wp.com/socine.info/wp-content/uploads/2017/01/homs_main.jpg?resize=150%2C150&ssl=1socine_newsNewsアムネスティ,グローバル経済,ごみ問題,シリア,パレスチナ,ヘイトスピーチ
1月28日・29日の両日、新橋駅近くのヤクルトホールで、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本が主催する映画祭「第6回アムネスティ映画祭」が開催される。 同映画祭は、2007年に第1回が開催され、今回で6回目だが、10年の節目を迎えたこともあり、今回で終了するという。 8作品を4作品ずつ2日に分けて上映、観覧料は前売りの場合1日券が2500円、2日券が3700円と格安で、2日券の場合1本あたり500円以下で見ることができる計算になる。 ほとんどの作品がDVDなどになっておらず、観る機会もなかなかないので、この絶好の機会にぜひ見て欲しい。 今回の上映作品は 28日 ・それでも僕は帰る~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~(参考記事) ・ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション 真の代償~ ・女を修理する男 ・蒼のシンフォニー 29日 ・ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡 ・あん(日本語字幕付) ・密告者とその家族 ・おじいちゃんの里帰り 『それでも僕は帰る』は、シリアの内戦に参加する若者を描いた作品、実際の戦闘シーンに密着した意欲的な作品で、シリアの現実を知る貴重な機会になる。『ザ・トゥルー・コスト』はファストファッションを支える労働者の労働環境を問題化した作品。これも世界の知られざる「今」に目を向けることができる。『女を修理する男』は劇場未公開作品。コンゴで性暴力を受けた女性の治療と精神的回復に身を捧げる産婦人科医を追う。『蒼のシンフォニー』は「朝鮮学校」の生徒たちの祖国訪問に密着し、北朝鮮との「関係」を問う作品。 『ヴィック・ムニーズ』は、ブラジル最大のゴミ収集場で働く人々とアートを通して交流したアーティストの記録で、アートの力を感じられる感動作。『あん』は元ハンセン病患者を樹木希林が演じた河瀨直美監督作品。『密告者とその家族』は、密告者としてイスラエルに通じていたためにパレスチナを追われた男とその家族を描く。『おじいちゃんの里帰り』は60年前にドイツに移住したトルコ系移民の里帰りを描いた作品。 どの作品も、世界でいま問題になっている事象を掘り下げて描いた作品で、観れば色々考えさせられる。これを1日4本観るというのはなかなかキツいけれど、頭がパンパンになることで何か新しい発見があったり、アウトプットをしたくなったりするのではないか。アムネスティ映画祭がこれで最後というのは残念だが、最後なだけに入魂のラインナップとなっているように思う。こんな映画があったんだ!という驚きを味わいたい方はぜひ。 「第6回アムネスティ映画祭」 http://www.amnesty.or.jp/aff/ 日時:2017年1月28日(土)・29日(日) 会場:ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル) 主催:公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本 チケット:前売り=一般2日券=3700円、1日券=2500円、学生2日券=3200円、1日券=2000円、当日券=一般1日券=2700円、学生1日券=2200円。
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