選択を許されなかった、すべての虐げられた人々に捧げられた映画『ムーンライト』
アカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』。 アカデミー賞も、昨年の受賞者が白人ばかりだったりして、今年も『ラ・ラ・ランド』が最有力と言われる中、ほぼ100%黒人しか出演していないこの映画が獲ったということは、映画の
下高井戸で障がい者問題などを考える特集上映、『人生フルーツ』上映も。
下高井戸シネマで4月15日から、障がい者や外国人をテーマにした映画を上映する特集上映「夏の嵐のあとに」が開催される。主催は「優れたドキュメンタリー映画を観る会」。 同会は、主婦らが中心となって1999年に結成、毎年1,2
LGBTにダウン症、差別との闘いを無にしないために、『チョコレート・ドーナツ』を世界ダウン症の日に観る。
今日は「世界ダウン症の日」ということなので、ダウン症に関係する映画は何か無いかと探して思い出した『チョコレート・ドーナツ』を紹介します。 舞台は1979年のアメリカ、自分がゲイであることを押し殺して来たと思われるポールが
戸塚ヨットスクールはニート問題を解決するのかー映画『平成ジレンマ』のどうにも納得できないこと
「いじめは止めないがいじめ方には口を出す」「いじめられることで差を実感してその差を埋めようと頑張るんだ」 これは、東海テレビ制作のドキュメンタリー映画『平成ジレンマ』の主人公、戸塚ヨットスクールの戸塚校長の言葉だ。戸塚ヨ
自己犠牲は美談にはならない。脱落した球児を救う『ホームレス理事長』に感じる多様化のもやもや
なんだかすっかり、東海テレビドキュメンタリー専門みたいになっていますが、今日もその東海テレビのドキュメンタリーの話。 今回取り上げる作品は『ホームレス理事長』、高校を中退した球児たちに再び野球をやる場を提供するために設立
気に食わないやつを排除する社会と多様化の矛盾ー『ヤクザと憲法』から読み解く「多様性」の意味
小池都知事も「ダイバーシティ、ダイバーシティ」と言っていて、多様性というのがもてはやされる時代になってきました。2020年のパラリンピックに向けた障害者と共存する社会を目指すとか、LGBTの人権の問題とか、超高齢化社会に
LGBT、障害、部落。大阪から多様性とは何かを考える「よどがわダイバーシティ映画祭2016」
大阪・十三のシアターセブンで「多様性」をテーマにした映画祭「よどがわダイバーシティ映画祭2016」が12月3日から開催されている。 今年で3回目となる同映画祭は、人権週間にあわせて毎年12月に開催しているもので、多様性や
私たちは本当に「多様化」の意味を理解しているだろうか?映画『ハーフ』から考える多様化する社会と「いじめ」。
小池都知事が連発したことでも話題になった「ダイバーシティ」という言葉。日本語にすると「多様性」という意味で、小池都知事はともかくとして、これからの世界を考える上で重要な概念であることは間違いない。 「多様」の対義語は「一