映画史上最も有名な未完の映画『ホドロフスキーのDUNE』は完成しなかったからこそ意味があった?
映画史上最も有名な未完の作品ともいわれる『DUNE』。『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』などを監督したアレハンドロ・ホドロフスキーが、フランク・ハーバートのSF小説をもとに2年半の歳月をかけて準備した作品だった。 こ
映画でも詩でも幻想を形にするのがアート、『エンドレス・ポエトリー』が示すホドロフスキーのアートの原点
チリの田舎町トコピージャから首都サンティアゴへ移住したホドロフスキー一家、思春期を迎えたアレハンドロは詩の魅力に引き付けられるが、父親には医者になるように言われる。母方の家族の集まりで不満を爆発させたアレハンドロはいとこ
『リアリティのダンス』犬とフリークスに埋め尽くされたホドロフスキー監督の心象風景が現代の私たちに投げかける警句とは
金髪の少年がサーカス小屋につれてこられる。少年は両親が営む商店「ウクライナ」で暮らす。父親は息子を男にしようと床屋に行き、かつらを外させ、頬を殴る。母親は歌う。消防団のマスコットになる。 ホドロフスキー監督の少年時代であ