チェルノブイリと福島、原発と揺蕩う思考と私たちの無力感を描いた映像随筆『行くあてもなく』 #TOKYOFIMeX2021
チェルノブイリと福島を舞台にした原子力についてのドキュメンタリー。だが、事実を伝えるドキュメンタリーではなく、映像による観念的なモノローグというべきもので、ドキュメンタリーと呼ぶべきではないかもしれない。 まず描かれるの
死者を抱えることの意味、映画『盆唄』の「想起させる力」。
東日本大震災から8年が経ちました。毎年3月11日にはいろいろなことを考えます。今年もいろいろ思い出す中で、比較的最近見た映画『盆唄』のことを考えました。 東日本大震災の捉え方は人それぞれだと思います。ただ、直接の被害にあ
チェルノブイリ原発事故はモスクワの仕業?『ロシアのキツツキ』の閉塞感と『プリピャチ』の現実感のなさに福島を思う
Amazonプライムビデオで『ロシアのキツツキ』という映画を観ました。聞いたことない人がほとんどだと思いますが、サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門賞を取ったりしている作品です。内容は、チェルノブイリで生まれ、4才のと