振り回されるのはいつも庶民。問題は賛成か反対かではなく選択肢ー『長良川ド根性』から沖縄へ
GWもスカパーでやっていた東海テレビのドキュメンタリー特集。年に2回くらいやっているようなので、気になる方は次の機会をお待ち下さい。 今日はその中から、作品としては軽め(テーマは軽くないですが)の『長良川ド根性』です。
GWはスカパーで「東海テレビドキュメンタリー傑作選」を観て過ごそう
なんかスカパーの宣伝みたいで申し訳ないのですが、必見!の東海テレビドキュメンタリーをまたスカパーの日本映画専門チャンネルで特集放送するそうです。 私が、東海テレビのドキュンタリーを観るためにスカパーに入った話は以前にも書
信仰や宗教の話ではなく、寺社という存在の意味を考えるー『樹木希林 わたしの神様』
「信仰」や「宗教」というと日本人の多くは身構える。それはなぜなのだろうか?私も特に信仰心が篤い方でもなく、宗教に関わるのは、冠婚葬祭と初詣とどこかに旅行に行ったときに訪れる神社仏閣くらいのものだ。 今日の作品『樹木希林
戸塚ヨットスクールはニート問題を解決するのかー映画『平成ジレンマ』のどうにも納得できないこと
「いじめは止めないがいじめ方には口を出す」「いじめられることで差を実感してその差を埋めようと頑張るんだ」 これは、東海テレビ制作のドキュメンタリー映画『平成ジレンマ』の主人公、戸塚ヨットスクールの戸塚校長の言葉だ。戸塚ヨ
自己犠牲は美談にはならない。脱落した球児を救う『ホームレス理事長』に感じる多様化のもやもや
なんだかすっかり、東海テレビドキュメンタリー専門みたいになっていますが、今日もその東海テレビのドキュメンタリーの話。 今回取り上げる作品は『ホームレス理事長』、高校を中退した球児たちに再び野球をやる場を提供するために設立
大阪で「東海テレビドキュメンタリーの世界」特集上映開催!このチャンスを逃すな!
大阪シアターセブンで1月21日~2月10日まで、東海テレビ放送制作のドキュメンタリー作品を特集上映する「東海テレビドキュメンタリーの世界」が開催される。 東海テレビのドキュメンタリーはこのサイトで何度もお知らせしている通
気に食わないやつを排除する社会と多様化の矛盾ー『ヤクザと憲法』から読み解く「多様性」の意味
小池都知事も「ダイバーシティ、ダイバーシティ」と言っていて、多様性というのがもてはやされる時代になってきました。2020年のパラリンピックに向けた障害者と共存する社会を目指すとか、LGBTの人権の問題とか、超高齢化社会に
東海テレビの珠玉のドキュメンタリシリーズが日本映画専門チャンネルで放送されるのでスカパーに入った話
ソーシャルシネマと言って取り上げる映画にはドキュメンタリーが多いのですが、それは、ドキュメンタリー映画が劇映画とは異なり、市井の人々との交わりの中から生まれるものが多いことに起因します。もちろん、劇映画でもソーシャルな価