アフリカから消費者へのメッセージ『おいしいコーヒーの真実』が広めたフェアトレード
アフリカ最大のコーヒーの産地エチオピア、そのエチオピアのオロミア州の農協連合会の代表タデッサ・メスケラはコーヒー価格の下落を嘆く。彼は貧困にあえぐコーヒー農家たちが正当な収入を得ることができるためにさまざまな対策を練り、
本当の戦場にカメラが入る。存在を消したカメラが写したのは本物の恐怖と陶酔-『アルマジロ』
アフガニスタンの最前線基地のひとつアルマジロ基地。2009年、その基地に派遣された若いデンマーク兵たち。初めての実践を経験する彼らは何を思うのか。 本物の戦場で戦う兵士にカメラが密着した衝撃的なドキュメンタリー。本物の戦
ギターは銃よりも強し!『トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で』は伝えることで戦う知られざる民族の迫害の歴史を描く。
北アフリカのサハラ砂漠で古くから遊牧民族として生きてきたトゥアレグ族。独自の言語や文化を持つ彼らだが、居住地域が5つの国に分散され、差別を受けるなど苦難の歴史を送ってきた。1970年代にはマリやニジェールから迫害を受け独
『ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ』伝記が紐解くアメリカの戦後、女性の忍従と活躍の歴史
「イームズ・チェア」で有名なイームズ・デザインを創設したチャールズとレイのイームズ夫妻。もともと建築を志していたチャールズと、画家だったレイがなぜ家具のデザインをすることになったのか、そして家具にとどまらず建築はもちろん
『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』建築である前に教会であることから見えるガウディが目指した世界
アントニ・ガウディの名建築で世界遺産でもあるバルセロナの「サグラダ・ファミリア」、100年以上前に作られ始め、今も建設中であることはあまりにも有名。そのサグラダ・ファミリアの建設に携わる人々へのインタビューと、ガウディの
遺伝子組み換え(GM)について考える出発点になる映画『モンサントの不自然な食べもの』
フランスのジャーナリスト、マリー=ドミニク・ロバンが遺伝子組み換え食物(GMO)の最大手企業モンサントについてインターネットと関係者へのインタビューで調査を行い、その真の姿を明らかにしようとする。 モンサントはもともと化
『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』の既視感と、戦う上での繰り返しの大事さ
ジェレミー・セイファート監督のセルフドキュメンタリー『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』はタイトル通り、遺伝子組み換え食品とは何なのかを追求したドキュメンタリー映画です。 GMのことを誰も知らない 追求とは言っても、タイ
『サーミの血』で先住民の若者から学ぶ、われわれ文明人の問題点とは
老境を迎えたクリスティーナは妹の葬儀のために息子と孫と数十年ぶりの帰郷を果たす。息子たちが溶けこもうとするのに反し、クリスティーナは故郷のサーミ人たちを「嘘つきばかり」と罵り、一人ホテルに泊まる。そこでクリスティーナは故
配給会社東風が「仮設の映画館」をオープン、映画館と配給を応援しよう!
新型コロナウイルスの流行で多くの映画館が閉館を余儀なくされています。大手のシネコンも大変でしょうが、ミニシアターは存続の危機にあります。そこで、ミニシアターを助けようとmotion galleryでミニシアターエイドとい
映画でも詩でも幻想を形にするのがアート、『エンドレス・ポエトリー』が示すホドロフスキーのアートの原点
チリの田舎町トコピージャから首都サンティアゴへ移住したホドロフスキー一家、思春期を迎えたアレハンドロは詩の魅力に引き付けられるが、父親には医者になるように言われる。母方の家族の集まりで不満を爆発させたアレハンドロはいとこ