なぜアメリカ人は銃で殺し合うのか、『ボウリング・フォー・コロンバイン』が明らかにする恐怖と差別の歴史。
いまやすっかり有名人のマイケル・ムーアが2002年に撮り、出世作となった『ボウリング・フォー・コロンバイン』。 ミシガン州で生まれ、銃とともに育ち、少年のころにはNRA(全米ライフル協会)から賞をもらったという経歴を持つ
『すべての政府は嘘をつく』ーまったくその通りだ。では、トランプ大統領から民主主義をどう取り戻すのか。
ドナルド・トランプが大統領になって、世の中が変わったとは感じないけれど、世界の空気が少し変わったような気がしている。それはなぜなのかよくわからなかったのだが、このドキュメンタリー作品『すべての政府は嘘をつく』を見て、少し
Post-truth時代のジャーナリズムを問う『すべての政府は嘘をつく』がNHK、UPLINK、Uplink Cloudで公開
昨年のイギリスで流行語にも選ばれたように、いま世界は”Post-truth”時代に入ったと言われます。”Post-truth”とは何かというと、客観的な事実を重視せず、大衆
マイケル・ムーア”らしさ”はないが、対立と融和を新たに捉え直そうとしているかのよう-『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』
マイケル・ムーアといえばドキュメンタリー映画界のスターだ。「アポなし突撃」を得意とし、アメリカ社会の問題点を次々と指摘し、要人の悪口を散々言ってきた。そのマイケル・ムーアが国防総省に呼ばれ、1人で「侵略」を請け負ったとい
民主主義の行く末に絶望しか感じられない『マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選』
共和党のジョージ・W・ブッシュと民主党のジョン・ケリーが激戦を繰り広げていた2004年の大統領選挙の直前、保守王国ユタのユタバレー州立大学の学生がマイケル・ムーアに講演を依頼した。ブッシュと共和党の悪口ばかり言っているマ