Photo by Jan Kahánek on Unsplash

もう半年くらいここに記事をアップしていなかったわけだけど、まあBlogってそういうものだよね。

でもどうしてそうなのか、どうしてBlogは続かないのか、考えてみたいと思ったので考えてみることにする。(考えてみた結果、まとまらなかったので続くことになりました)

というのも、私がウェブに文章を載せ始めたのは2000年ころのこと(残っている一番古い記事はこちら)で、その頃は本当にほとんど毎日、記事を更新していた。Blogというものはまだなかったのでホームページに映画の感想を書き続けていた。そのほぼ毎日(~2日に1回くらい)更新というのは10年くらいは続いたはずだ。

それが続いた理由はいくつかある。

そもそも始めた理由が、当時の研究のために年に映画を300本観たほうがいいと言われて、ただ観ても仕方がないので感想をウェブに載せようと考えたからだ。自分で課した義務なので、自主的と言えば自主的だけれど、義務化されたことが重要だった。

そして、ずっとやっていると、そのこと自体が楽しくなってそれで続いたのだと思う。映画を観ることや文章を書くこともそうだけれど、当時インターネットにはどんどん新しい技術やメディアのあり方が入ってきていて、それを取り入れてホームページを作り変えたり、アフィリエイトで小銭を稼いだり、あとは配給会社や宣伝担当者から試写会の案内が来て映画がただで見れるようになったのも嬉しかった。

そんなことを7~8年続けた頃から更新頻度が落ちていき、Blogに形式を変えてみたり、いろいろ試してみたけれどまあ続かなくなった。

そのフェードアウトしていく時期は、書く仕事が増えていった時期と一致している。そして、SNSが普及していった時期とも。

それが意味するのはどういうことなのか。

仕事が増えていった時期と一致するのは、仕事になるとどうしてもお金になるものから先に書かなきゃいけないからというのでわかりやすい。けれども、書く暇もないほど忙しい時期なんていうのはほとんどなく、実際は「書かなきゃなー」と思いながら水曜どうでしょうを見てたりするのだ。

要するに面倒くさいのだ。

これはSNSが普及していった時期と重なることにも関係する。SNSが流行った当時、ツイッターに没頭して、一日中何か書き込んでいた。サイトを更新してその更新情報を載せていたりもしたけれど、関係ないことのほうがもちろん多い、気楽だし楽しいから。映画を観てまとまった文章を書くより、こっちのほうが楽しくなってしまったのだ。

だからBlogは続かなくなった。楽しいからやっていたのが、他にやるべきことや楽しいことが出てきてしまったのだから続くはずがないのだ。

じゃあやめればいいと思うのだが、続けたいと思う気持ちもある。どうして続けたいと思うのか、そしてどうすれば続けられるのか、それは次回の課題にしたい。

月食の写真が結構うまく取れたので文脈に関係なく載せました。

→その2へ

https://i1.wp.com/socine.info/wp-content/uploads/2018/02/blog_why.jpg?fit=640%2C427&ssl=1https://i1.wp.com/socine.info/wp-content/uploads/2018/02/blog_why.jpg?resize=150%2C150&ssl=1ishimuraBlogBlog,Blogのそもそも
もう半年くらいここに記事をアップしていなかったわけだけど、まあBlogってそういうものだよね。 でもどうしてそうなのか、どうしてBlogは続かないのか、考えてみたいと思ったので考えてみることにする。(考えてみた結果、まとまらなかったので続くことになりました) というのも、私がウェブに文章を載せ始めたのは2000年ころのこと(残っている一番古い記事はこちら)で、その頃は本当にほとんど毎日、記事を更新していた。Blogというものはまだなかったのでホームページに映画の感想を書き続けていた。そのほぼ毎日(~2日に1回くらい)更新というのは10年くらいは続いたはずだ。 それが続いた理由はいくつかある。 そもそも始めた理由が、当時の研究のために年に映画を300本観たほうがいいと言われて、ただ観ても仕方がないので感想をウェブに載せようと考えたからだ。自分で課した義務なので、自主的と言えば自主的だけれど、義務化されたことが重要だった。 そして、ずっとやっていると、そのこと自体が楽しくなってそれで続いたのだと思う。映画を観ることや文章を書くこともそうだけれど、当時インターネットにはどんどん新しい技術やメディアのあり方が入ってきていて、それを取り入れてホームページを作り変えたり、アフィリエイトで小銭を稼いだり、あとは配給会社や宣伝担当者から試写会の案内が来て映画がただで見れるようになったのも嬉しかった。 そんなことを7~8年続けた頃から更新頻度が落ちていき、Blogに形式を変えてみたり、いろいろ試してみたけれどまあ続かなくなった。 そのフェードアウトしていく時期は、書く仕事が増えていった時期と一致している。そして、SNSが普及していった時期とも。 それが意味するのはどういうことなのか。 仕事が増えていった時期と一致するのは、仕事になるとどうしてもお金になるものから先に書かなきゃいけないからというのでわかりやすい。けれども、書く暇もないほど忙しい時期なんていうのはほとんどなく、実際は「書かなきゃなー」と思いながら水曜どうでしょうを見てたりするのだ。 要するに面倒くさいのだ。 これはSNSが普及していった時期と重なることにも関係する。SNSが流行った当時、ツイッターに没頭して、一日中何か書き込んでいた。サイトを更新してその更新情報を載せていたりもしたけれど、関係ないことのほうがもちろん多い、気楽だし楽しいから。映画を観てまとまった文章を書くより、こっちのほうが楽しくなってしまったのだ。 だからBlogは続かなくなった。楽しいからやっていたのが、他にやるべきことや楽しいことが出てきてしまったのだから続くはずがないのだ。 じゃあやめればいいと思うのだが、続けたいと思う気持ちもある。どうして続けたいと思うのか、そしてどうすれば続けられるのか、それは次回の課題にしたい。 月食の写真が結構うまく取れたので文脈に関係なく載せました。 →その2へ
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