29回目を迎えた東京国際映画祭、一時は「有料試写会」などと揶揄されたこともあったが、近年は名実ともにアジア“最大級”の映画祭として、日本やアジアの若手作家の映画の発掘に力を入れている。エンターテインメント系の作品も多いが